2018年9月号

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地域潜在力を引き出す「ディスカバー農山漁村の宝」シンポジウム

月刊事業構想 編集部

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全4回の受賞者が一堂に会し、受賞後の展開や課題を語り合った。

今回で第5回を迎える「農山漁村の宝」は、農林水産省が主催して2014年度からスタートし、農山漁村に眠る資源のポテンシャルを引き出し、活性化に資することを目指している。7月4日(水)カンファレンスブランチ銀座でのシンポジウムでは、過去四回に選定された自治体の講演と共に、選定にあたった有識者との懇談を交えて、農山漁村の未来に向けたパネルディスカッションが行なわれた。既に今年の選定地区の募集も進んでおり、締切は8月13日(月)。

基調講演を行った田中里沙・事業構想大学院大学学長。

基調講演には事業構想大学院大学学長の田中里沙が登壇。地域の魅力を効果的に伝える情報発信のポイントを語った。コミュニケーション・表現を考えるうえで重要なのは「人材育成」「know who」(情報の受け手・対象者を知る)の2点である。これを達成するため、まず大学院で、地域の魅力や価値を発信し、新しいアイデアを付加する月刊誌の発刊や、クリエイターと連携したイベント運営・マッチングを行っている。更に、大学院教育を通じて輩出した宣伝・広報人材にプロとして地域を支援してもらい、その風土・味・風を知り伝えたいと思う地域の人々に実践知を身に着けてもらう。こうした取り組みの本質をなすものとして、地域ブランド価値を醸成するうえでは、(1)プロジェクトをつなげてニュース・バリューを高める、(2)共感を得るため他者が参加できる余白を設ける、(3)構想に向けて進むために、地域の理想の姿を描き語り合う、の3つが要点であると示した。

後半の司会を務めた林良博・国立科学博物館館長。

後半のパネルディスカッションでは国立科学博物館館長の林良博氏が座長を務めた。成功・成果のみならず各地域の失敗談や困難も披露され、課題意識を共有する共に、「人同士のつながりを生む仕組みづくり」といった、農林水産業の未来を拓くうえでの示唆が説かれた。

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