2018年8月号
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空き資源活用のアイデア

空き地とフードトラックをマッチング 移動店舗が街を変える

柏谷 泰行(Mellow 代表取締役)

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何でもない場所が、おいしい場所に――。ビルの足元にあるオープンスペースと、こだわりの料理を提供するフードトラックをマッチング。さらに、今後は食にとどまらず、様々なサービスをモビリティ化。専門家の「こだわり」で街を満たし、「小さな経済」を広げていく。

柏谷 泰行(Mellow 代表取締役)

高層ビルの足元には、一般に開放されたオープンスペースが広がっている。こうした空きスペースの活用で先行している企業が、柏谷泰行氏が率いるベンチャー、Mellow(メロー)だ。

Mellowは2016年、東京都心を中心に空きスペースを借り受け、その場所とフードトラックをマッチングするサービス『TLUNCH(トランチ)』を立ち上げた。

不動産オーナーの懸念点を解消

柏谷代表はスマホアプリを手掛けるベンチャー、イグニスの取締役として、数々の新規事業を成功させてきた。事業立ち上げのスペシャリストが、なぜフードトラックに目を付けたのか。

「以前から、オフィスでコンビニ弁当を食べる人の目が死んでいたり、ランチの時間が人を元気づけていないと感じていたんです。そんなときに、フードトラックが面白いという話を聞いて、実際に食べてみたらとても美味しくて驚いた。フードトラックの世界を知りたくなって、無給で昼休みと土日に働いてみました」

「ここでしか食べられない」こだわりの料理を提供するフードトラックの存在は、場に賑わいをもたらす

フードトラックの現場を知った柏谷代表は、その業態にポテンシャルを感じたという。料理人が自身の店舗を持つには1000万円、2000万円の費用がかかるのに対し、フードトラックならば200万~300万円で開業できる。1日に50~60食売れば利益が出て、1つのジャンルに特化したメニューで勝負できる。フードトラックは、こだわりを持つ料理人が夢をかなえる手段になり、実際、統計的にも参入は増えていた。

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