2018年1月号
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歴史に学ぶ成長の秘訣

クレディセゾン林野氏が語る、新興国ビジネス成功の条件

林野 宏(クレディセゾン 代表取締役社長)

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栄枯盛衰の激しい現代のビジネス界。この時代に必要なビジネス感覚とは何か。斬新なアイデアと大胆な経営判断でクレディセゾンを成長させ続けてきた林野宏社長が、その経験から導き出した論理を語る。

林野 宏(クレディセゾン 代表取締役社長)

経済成長をやり遂げよ

スペイン(~1588年)、オランダ(1630年代)、フランス(1720年頃)、イギリス(1840年代)、アメリカ(1929年)…。世界の覇権国家の盛衰に目を向けた時、「バブルの発生した国に覇権が移る」と世界史では決して教えてくれない規則性を語る林野氏。

そう考えて歴史を見ると、1989~92年にバブルが起こった日本、サブプライムローンが崩壊した米国、さらに今後バブルが発生するであろう中国、インドのいずれかに、覇権移行のチャンスが訪れることになる。

ヨーロッパ大陸における英国のポジションと、アジア大陸における日本のポジションはよく似ている。19世紀に世界を制覇した英国は、いまだにカナダやオーストラリア、インド、ニュージーランドなどの大英国圏をつくっている。

「今後のアジアのポテンシャルは高く、日本は地理的に優位と言えます。ただ、今のままでは覇権を取ることは難しいでしょう」(林野氏)。

2001年から2016年の貿易依存度の推移を見ると、対日本では、中国17%→7%、韓国15%→8%、ASEAN14%→9%となっている。少子高齢化で人口も需要も増える見込みのない日本は、このままでは2030年までに名目GDPでインド、ASEANに追い越される可能性もある。

経済成長を主に担うのは企業ですから、これをやり遂げるのは、我々です。それが、補助金や財政投融資ばかりに頼るから、全てマイナスの方向に働くのです」(林野氏)。

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