豊かな自然と文化を観光資源に 離島の日常は「東京の宝物」

東京には世界自然遺産の小笠原諸島をはじめ、自然豊かな数々の離島がある。うち11島では、人々が生活を営む。離島の人々による小さなコミュニティでの生活は、人口減少時代における持続可能な社会実現への示唆に富むものでもある。

早朝に三宅島を出港した船から見た三宅島の島影。伊豆諸島を航行する船は早朝に入出港する便も多く、美しい朝焼けが旅人の心を癒す

三宅島では溶岩や噴石など火山によって形成された地形が随所で見られる。海岸の石や砂は黒く、ハワイ島同様のブラックサンドビーチがひろがる

豊かな自然が残る東京の離島

東京の島嶼地域である伊豆諸島や小笠原諸島には、都心の喧騒を忘れさせる数々の離島がある。硫黄島や南鳥島のように一般には立ち入りできない島もあるが、人々が生活を営んでいる11の島もある。

東京島嶼地域の人口は約2万6000人で、東京都全体の人口(約1370万人)に占める割合はわずかだ。しかし、これらの離島には豊かな自然に加え、離島ならではの生活の知恵があるほか、離島の存在によって生じる広大な排他的経済水域(EEZ)もある。

このため、「東京にとって、島嶼地域の存在自体が宝物だと思います」とNPO法人 離島経済新聞社 代表理事で編集長の鯨本(いさもと)あつこ氏は言う。離島経済新聞社では、ウェブメディアの『離島経済新聞』とタブロイド紙『季刊リトケイ』を通じ、全国の離島に関する情報を発信している。

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