公的不動産の活用、起業家が挑む 570兆円の巨大市場に照準

テイクアンドギヴ・ニーズの野尻佳孝会長が、公共領域での事業を活発化させている。また、並行して、イノベーションを生み出すための新会社も設立。ブライダル事業で成長を遂げてきた同社は、次の展開をどのように見据えているのか。

公的不動産の新たな活用法を探るために、2017年1月から開催されている「パブリック・アライアンス・トーク」。多くの参加者を集めて、行われている

今、全国には約570兆円の公的不動産があると言われている(2012年末時点、国・地方公共団体が所有する固定資産・及び土地の総額)。しかし、その中には遊休化していたり、運営等の問題により本来のポテンシャルが発揮されていない施設もある。

公的不動産の活用に、もっと多くの民間企業が参入すれば、社会を変えていくことができる――。今、公と民をつなぐ新たな活動を展開しているのが、テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)の野尻佳孝会長だ。

野尻 佳孝(テイクアンドギヴ・ニーズ 代表取締役会長)

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