2017年5月号
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新・観光ビジネス

SNSにないリアルな場の価値 求められる定番でない日本の情報

山高真琴(JR東日本シンガポール事務所)

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昨年12月、JR東日本はシンガポールに「JAPAN RAIL CAFE」を開設。訪日旅行者同士が情報交換するリアルな場ならではのコミュニケーションを提供している。シンガポール中心部にある、この新しい形のインバウンド拠点の来場者数は毎月増加しており、現地で存在感を高めている。

三島市の魅力をskypeを通じて発信した。スクリーンに映っているのがふるさとグローバルプロデューサー育成支援事業に参加した地域プロデューサー

全国の自治体、企業が、インバウンド拡大に向けて積極的な情報発信を行っている。そのような中、訪日旅行者数が年間約30万人、その7割以上をリピーターが占めるシンガポールは最も注目されている市場の一つだ。しかし、日本から発信される情報は、旅行者が本当に求めている情報ではないケースも少なくないという。

JAPAN RAIL CAFEを運営するJR東日本シンガポール事務所の山高真琴氏は「シンガポールからの旅行者は、日本に行く前に旅行先の情報を熱心に調べていて、日本人以上に詳しいこともあります。これまでの旅行者の情報収集はインターネットが中心でしたが、訪日経験が増えるほど口コミや友人の勧めなど、個人レベルでの生の情報に価値を置く傾向にあります」と説明する。

成熟したシンガポール人訪日旅行者が、定番情報ではなく、より深い情報を必要としていることに着想を得、「Platform for real Japan, Platform for real communication~本物の日本を体感できる『場』、お客さま同士が情報交換できる『場』~」をコンセプトに掲げ、オープンしたのがJAPAN RAIL CAFEだ。ここでは、Face to Faceを重視したリアルコミュニケーションの場を提供している。

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