小さな町、「発酵」で一丸に 「酒蔵まつり」に4万人が来訪
300年以上の歴史を持つ2軒の酒蔵を中心に開催される「酒蔵まつり」。人口約6000人の千葉県で最も小さい町、神崎町に約4万人が押し寄せる。酒蔵「鍋店」の大塚完社長は、手づくりでイベントを始め、町を巻き込んでいった。
利根川に面し、質の良い水に恵まれた千葉県神崎(こうざき)町。往時には小さな町に7つの酒蔵が存在し、味噌や醤油づくりが盛んに行われていた。
こうした伝統を活かし、今、「発酵」をテーマにした町おこしが進められている。その端緒となったのは、『仁勇』『不動』の銘柄で知られる蔵元・鍋店(なべだな)が18年前に手づくりで始めた「蔵祭り」だ。
手づくりイベントで実績を築く
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