小さな町、「発酵」で一丸に 「酒蔵まつり」に4万人が来訪

300年以上の歴史を持つ2軒の酒蔵を中心に開催される「酒蔵まつり」。人口約6000人の千葉県で最も小さい町、神崎町に約4万人が押し寄せる。酒蔵「鍋店」の大塚完社長は、手づくりでイベントを始め、町を巻き込んでいった。

毎年3月に開催される神崎町の「酒蔵まつり」。沿道には約200店の地域物産や発酵食品などの露店が並び、多くの人で賑わう

利根川に面し、質の良い水に恵まれた千葉県神崎(こうざき)町。往時には小さな町に7つの酒蔵が存在し、味噌や醤油づくりが盛んに行われていた。

こうした伝統を活かし、今、「発酵」をテーマにした町おこしが進められている。その端緒となったのは、『仁勇』『不動』の銘柄で知られる蔵元・鍋店(なべだな)が18年前に手づくりで始めた「蔵祭り」だ。

手づくりイベントで実績を築く

『不動』『仁勇』などの日本酒で知られる鍋店。杜氏を置かず、すべて自社スタッフで酒造りを行っている

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