2016年10月号
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空き資源活用ビジネス

人と地域を変えるリノベーション 時代は「つくる」から「使う」へ

大島 芳彦(ブルースタジオ 専務取締役)

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古い建築を独自の手法で再生し、多くの人が集まる人気物件に。住まいと暮らしをデザインするブルースタジオの取り組みは、「ビジネス」としても、新たな可能性を生んでいる。

築後約40年のオフィスビルを一棟まるごとリノベーションした複合テナントビル『SodaCCo』(東京・代官山)。商業地としてのポテンシャルと、多種多世代が共存する地域特有のコミュニティがもつポテンシャル。これらの地域ニーズを融合し、「子ども」と「クリエイター」を軸にした、地域に開かれ成長を続けるコミュニティを構想した
提供:ブルースタジオ

――不動産ベンチャーのブルースタジオは2000年からリノベーション事業を手掛け、以来、個人宅や賃貸住宅、事業用ビルなど、数々の中古物件を再生させて価値を高め、独自の地位を築いてきました。

大島さんがリノベーションに注目されたきっかけは、何だったのですか。

大島 家をつくっては壊すことを繰り返している住宅業界、不動産業界のあり方にずっと疑問を感じていました。もっと「つくる」よりも「使う」に注目すべきではないのか。使いこなすことで、自分らしい暮らしも育まれます。

一人の消費者として、住宅産業、不動産業界から発信されるメッセージに共感できなかったことが、このビジネスを始めるきっかけでした。

大島 芳彦(ブルースタジオ 専務取締役)

「投資」としてのリノベーション

――「リノベーション」が浸透していなかった時代に、顧客の開拓をどのように進めていったのですか。

大島 リノベーションとは、修繕して現状回復することではなく、お金をかけて建物の存在意義そのものを変え、商品価値を高めること。価値が高まるわけですから、利回りの視点から考えても合理的です。

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