2016年9月号
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パイオニアの突破力

スポーツと事業の両輪でチームを発展させる

米川 正夫(フットサル 監督)

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企業の責任者とスポーツの監督の仕事は似ている、とはよく言われるものだ。フットサルチームの監督を務めると同時に、事業を展開する米川正夫氏も己のふたつの仕事に共通するものがあるという。プランを立てて、実行し、それが結果となる喜び――。成功に至るためには何が必要だと思うか、米川氏にうかがった。
文・小島 沙穂 Playce

 

©Bardral URAYASU

千葉県浦安市にあるフットサルチーム「バルドラール浦安」。米川正夫はその監督として、Fリーグ制覇をめざして指揮を執る。米川はこれまで2軍「セグンド」、女子チーム「ラス・ボニータス」での監督経験を経て、現在は男子1軍チーム「プリメーロ」の監督として、チームメンバーを率いている。プリメーロで指導をして3年目、今年こそはと熱が上がる。

米川にはもうひとつの顔がある。フットサルスクールの運営と、デザイン系の仕事を請け負う企業「OFFICE 59」の代表取締役としての顔だ。企業の運営と監督としての指導では、重なる部分も多いと米川は言う。

さまざまな職を経てTipsを集める

プレデター浦安(現・バルドラール浦安)で当時選手としてプレーをしていた米川は、2007年、Fリーグが開幕すると同時に、フットサル選手としての活動を退いた。子どもの頃からともにあったボールをいったん置き、友人の勤めるとある企業に入社する。

「ずっとサッカー漬けで過ごしてきたので、“一般社会”というものを自分の目で確かめてみたかったんです。知識が豊富であればあるほど、その後の活動でも有利だと思ったので、選手を引退してからはなんでも経験して知識を詰め込むよう、意識をしました。例えば、焼肉店の解体指示を担当したり、お菓子作りをしたり、スポーツイベントの企画・実行を行うこともありました。あらゆる職種を体験しました」

さまざまな職を経験することにより、出会う人々がそれぞれ持つ価値観を知ることができた。多くの人の考えに触れ、情報を集めることはとても大切なことだと米川は言う。

「集めた情報を下敷きに、フットサルの戦術を組み立てたり、新しい挑戦に発展させています。アンテナを張ることはとても大切です。当時と変わらず、今も有益な情報を逃さないように意識しています」

ある程度企業で経験を積んだのち、米川は独立。個人で事業を開始する。スポーツ関連の営業などを行い、知識を蓄え、人とのつながりを増やしていった。こうした経験を経て、米川はバルドラール浦安の監督に就任する。27歳のことだった。

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