2016年5月号
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女性活躍が新ビジネスを生む

損保ジャパン、大和ハウス等 成功事例に学ぶ女性活躍

月刊事業構想 編集部

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女性活躍に成果をあげる企業は、どのような環境づくりを行っているのか。女性管理職を輩出するパイプラインの形成や、長時間労働の解消、企業間連携など、さまざまな事例が存在するのは、多くに共通するのは経営層の本気度である。

<子育てや介護などによって仕事と家庭の両立が難しくなり、退職する女性は後を絶たない(イメージ)

経済産業省は2016年3月に「なでしこ銘柄選定に関する女性活躍度調査」(上場企業382社回答)を公表した。それによると、女性活躍推進に向けて企業の抱える課題(2つまで選択回答)では、「女性管理職候補者の不足」(46%)が最も多く、「女性のキャリア意識の不足」(29%)、「長時間労働」(26%)、「男性管理職による理解不足」(25%)などが続いた。

日本では新卒(大卒)の女性社員比率は欧米と比べても遜色のないレベルにあるが、管理職へ進む過程にさまざまなハードルが存在し、多くの女性が退職してしまう。仕事と家庭の両立が困難であること、能力を発揮できていないこと(女性の職域や役割が限られていること)がその大きな理由である。

では具体的にどのような対策が必要なのか。女性活躍推進に成果をあげている企業の事例を見てみたい。

女性社員のキャリア形成を直属の上司以外がサポートする、メンター制度の導入が加速している(イメージ)

女性のキャリア形成

女性のキャリア形成の環境が整っている企業として有名な損保ジャパン日本興亜ホールディングス。女性が入社してから指導的立場に至るまでの、太く、目に見えるパイプラインをつくりあげていることが特徴である。

具体的には、2011年から、将来会社経営や部店経営を担う素質を持つ女性社員を選抜し、1年間にわたってスキルと意欲を養う「女性経営塾」を開校。グループCEOが自ら指導し、年間20人程度が参加しており、卒業生を対象に女性社外取締役とのラウンドテーブルも行っている。さらに、階層別に「プレ女性経営塾」(2012年~、75人参加)、「キャリアアップ研修」(2014年内容刷新、470人参加)といった研修もスタート。女性のキャリアコースを見える化している。

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