2016年4月号
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身近にあるビッグデータ活用法

アプリが育む「地域と人」の絆 人が「行きたくなる」仕掛け

相澤 謙一郎(タイムカプセル 代表取締役)

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タイムカプセルは、阪神タイガースや横浜F・マリノス、ヤマハ発動機などと組み、位置情報を利用したアプリを提供。人が地域に関心を持ち、「そこに行きたくなる」きっかけをつくり出す。

タイムカプセルは、横浜F・マリノスの公式アプリを開発。試合日に試合会場を訪れたユーザーだけが特別なカードを獲得できるなど、「観戦に行きたくなる」仕掛けを提供している

データを取得し、それを新規事業の創出につなげるには、どうすればいいのか。「ビッグデータ」の可能性はいろいろと語られるものの、価値のあるデータを入手し、それをビジネスにしやすいのは、FacebookやGoogleのようなプラットフォームを手掛ける巨大企業や、センサーや高度なアルゴリズムを用いてデータを取得できる技術力のある企業に限られるイメージがある。

ベンチャーのような小規模な企業にとって、必要なデータをどう取得するかは大きな課題だ。それでも、工夫と努力次第で、さまざまな方法がある。

スマホアプリを手掛けるベンチャー・タイムカプセルは、大手とのパートナーシップを活用し、データを活用したビジネスを本格化させている。

「風景」を未来に残す

タイムカプセルの設立は、2013年。代表の相澤謙一郎氏は、他社とのコラボレーションに力を注ぐ。タイムカプセルが開発したアプリの一つに、ヤマハ発動機が提供する位置情報ゲーム『RevQuest(レヴクエスト)』がある。

『RevQuest』は、「バイクに乗ること」の楽しさをつくり出すアプリだ。リアルの場所がスポットに指定され、プレーヤーがそこに行ってチェックインするとポイントが得られる。プレーヤーは3チームに分かれ、個々のプレーヤーがチェックインすることで、そのスポットは所属するチームの色に変わる。全国を舞台に、バイク乗りによる陣取り合戦が繰り広げられるのである。

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