GEの航空機エンジンサービスに学ぶ IoTの本質的価値

あらゆる事象がネットワークにつながり、データ解析で付加価値を創出するIoT社会。多くの企業にチャンスが生まれ、目に見えないイノベーションはさまざまな分野で始まっている。米GEの戦略を紐解きながら、IoTの本質的価値を考察する。
文・前川純一 情報通信総合研究所 グローバル研究グループ主任研究員

 

Industrial Internet を提唱するGEは、既にデータ分析サービスで2014年度は10億ドルを売り上げ、製造業として定義されてきた自社のビジネスモデルそのものを変遷させようとしている。写真はジェフリー・イメルト会長兼CEO Photo by Bloomberg/gettyimages

スマートフォンの登場で音声、テキスト、画像、映像など、人間がコミュニケーションに用いるほぼ全ての情報が手のひらでやりとりできるようになった。さらに、広く普及したスマホが末端側のインフラ機能を果たすようになり、Bluetooth等によって接続可能な数々の周辺機器が登場、ウェアラブル機器も続々と発売された。これらの機器が身近になることによって、モノが作り出す情報がInternetに流れ込んで行くことが、誰にも容易に理解されるようになり、モノのインターネットであるInternet of Things(IoT)がにわかに注目されるようになった。

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