2015年5月号
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マイナンバー/コンシェルジュ型サービス

IoTからIoCの時代へ データ活用でCustomersサービスを最適化

月刊事業構想 編集部

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ビッグデータの利活用に成果をあげる企業はまだ少ない。IoT時代が到達し、パーソナルデータの取得が容易になってきた今こそ、「課題解決」というデータ利用の基本に立ち返る必要がある。

データビジネスに不可欠な課題発見力と発想力

この数年、ビッグデータ“ブーム”が続いている。しかし、実際にビッグデータを有効活用できている企業は、果たしてどれくらい存在するのだろうか。

日本情報システム・ユーザー協会のまとめた「企業IT動向調査2014」によると、ビッグデータを実際に活用している、または試験導入中と答えた企業は全体の10%に満たない。しかし40%近くの企業はデータ活用のニーズを抱えている。ビッグデータ活用における課題としては「導入する目的の明確化」をあげた企業が45%と最多だった。

日本IBMアナリティクス事業部の森英人製品営業統括部長は言う。「データが溜まったからとりあえず分析ツールで試掘してみた、しかし成果が出ない、だからビッグデータはダメ。そんな企業が多く存在します。しかしビッグデータ分析は業務課題があってこそ役立つもの。データを多く持つ企業ではなく、課題を持つ企業が勝者になるのです」

例えば、航空機用エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニーは、絶対にストップしないエンジンをつくりたい、という業務課題を持っていた。そこで膨大な数のセンサーを航空機に取り付け、エンジンだけでなく機外の気流や温度、パイロットの使うシステムなどのデータを計測し、不良発生パターンを解析した。その結果、2桁以上もエンジンの故障率が改善した。

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