「道の駅」は未開拓の成長市場 ECで「地方との出会い」を演出

全国1030ヵ所の道の駅には、年5億人が足を運び、その総売上高は3500億円に達する。このプラットフォームに注目し、道の駅に特化した口コミサイトとECを手掛ける関西のベンチャーが今、注目を集めている。

XSは「みちグル」で全国の道の駅の情報をポータル化、特産品の販売にも力を入れている

全国に1030ヵ所ある道の駅。各地で地域の特産品を販売しているが、これまではあまり情報がなく、何が売られているのか、何がおいしいのかなどの情報は、現地に行かなければ知りようがなかった。

おいしいものがあっても、情報がなければ集客につながらない。この「情報の少なさ」と「特産品のおいしさ」に着目し、すべての道の駅をカバーするグルメの口コミサイト「みちグル」と特産品取り寄せサイト「みちグル市場」を立ち上げたのが、大阪のベンチャー・XSの柴田敬介社長だ。

全国の道の駅に営業を展開

柴田社長はSMBC日興証券の出身。なぜ金融業界から、まったく畑違いの分野に転身したのだろうか。

「証券会社で営業をしていた時に、地方の地主で農業をしている方にお会いしました。その方は珍しい産品をつくるなどの工夫をしていたのですが、販路もブランド力もないため農協に卸すしかなく、結局、儲からない。もともと学生時代から起業したいと思っていたので、その話を聞いて、最初は農家と消費者をつなぐプラットフォームをつくろうと考えていたんです」

柴田 敬介 XS 代表取締役社長

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