「すぐ届く」にチャンスあり 弁当宅配で新たなマーケットを開拓

「20分以内」という驚異のスピードを実現した弁当のECサイト「bento.jp」。小林CEOは弁当の即時配達にとどまらず、その配送システムを活かした、新たなビジネス展開を視野に入れている。

弁当の価格は800円。1日1品の品ぞろえで、メニューは日替わりで提供される。現在は、渋谷、六本木の一部地域に対応

スマホで注文すると、20分弱で弁当が届く。驚きのスピード配達で都内一部地域のランチタイムを席巻しているのが、bento.jpだ。

注文を受けてから20分以内の配達を掲げるbento.jpがスタートしたのは昨年4月。大学卒業後、東京や上海でオンラインゲームの制作などに携わっていた小林篤昌CEOが、この事業を立ち上げた。小林CEOが弁当の即時配達で起業したのは、「すぐ届く」ことの価値を実感する経験があったからだ。

「ゲームの制作をしていた時から、ウェブ完結型ではなく実際にモノが動く事業に興味がありました。もともとEC(電子商取引)に興味があり、ゲーム会社を退職後、誕生日ケーキの販売を手伝っていた時に、直前の注文が多いことに気づいたんです。あらかじめ日付がわかっている誕生日でさえ、駆け込みの注文が多い。『直前』の注文に応えるビジネスのニーズを感じました。特にランチは、何を食べるかその場で決めることが多く、弁当の即時配達に可能性を感じたんです」

小林篤昌ベントー・ドット・ジェーピー 代表取締役 CEO

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