災害情報共有システム「Lアラート」

災害時に自分の身を守るためには、「どこで、何が、どのように発生していて、どう行動をとるべきなのか」を判断するための正確な情報を入手しなければならない。災害情報共有システム「Lアラート」で情報伝達に携わるヤフーの取り組みについて聞いた。

「公共情報コモンズ」から「Lアラート」へ

「Lアラート(災害情報共有システム)」とは、災害やその発生の恐れなどに関して発表された公的情報を集約して、多数のメディアに一括配信する情報基盤のことで、安心・安全にかかわる情報を迅速かつ正確に住民に伝えられることを目的として整備された。平成23年6月に実用化された「公共情報コモンズ」から、活用の課題解決と一層の普及を目指して、平成26年8月に名称変更をしたものだ。Lアラートとは、災害時に必要な地域の情報をその地域住民に確実に伝達し、また知りたい人が検索できるようにするためのローカルな緊急警報(アラート)を意味する。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り84%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。