災害情報の有効性と活用の要件

近年、科学技術、特に情報通信技術(ICT)の進歩には目を見張るものがある。災害関係の情報についても、その生産から伝達、活用に至るすべての段階でICTが大きな役割を果たしている。災害情報の伝達がどのよう課題を抱えており、どのように災害情報が活用されることで、より減災に結び付けることが可能であるのかを紹介する。

被災した大鎚町役場:前庭で災害対策本部会議を開こうとしていたときに大津波に飲み込まれ、町長をはじめ多くの職員が亡くなった 写真提供:消防科学総合センター

地震・津波、台風・豪雨、火山噴火などの自然災害に関してもICTにより観測・監視技術が飛躍的に発展した結果、何らかの「異常」が観測され、完全とは言えないにしろ、災害の予測がある程度可能になってきている。また、観測結果や予測情報がテレビ・ラジオといったマスメディアだけでなく、インターネットや携帯電話(スマホ)などを通じて個々の住民等に直接伝えることができるようになってきた。

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