2014年9月号
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未来の学び産業

大学講義をインターネットで無料公開 JMOOCのインパクト

福原美三(JMOOC事務局長 / 明治大学 研究・知財戦略機構 特任教授)

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「大規模公開オンライン講座」と訳されるMOOC(ムーク、Massive Open Online Courses)。アメリカが先行していたが、日本でも2013年にJMOOCが誕生。オープン教育を推進するキーパーソンの一人、福原美三氏がMOOCの可能性を語る。

オープン教育(Open Education)に関する取り組みには、約10年の歴史があります。オープン教育とは、多くの人に学びの機会を広げること。

大学の講義を無料で公開していこうというコンセプトは、もともと米国のMIT(マサチューセッツ工科大学)がつくりました。それが進化し、講義を受けたら最終的に学んだことを証明する「認定証」を出しましょうというところまできたのがMOOCです。

日本の教育環境に危機感

今年4月、JMOOCがスタート。現在、29大学が加盟し、学生数は約6.8万人

2012年、ニューヨーク・タイムズが「ザ・イヤー・オブ・MOOC」と宣言し、米国で本格的にブレイクしました。2013年3月に東京大学がCoursera(コーセラ)、5月には京都大学がedX(エディックス)という欧米の大学が参加するコンソーシアムへの加盟を決め、その時点で日本でもMOOCを立ち上げなければ、世界の動きから遅れをとるとJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)の立ち上げが決まりました。

MOOCを利用すれば、これまで大学と縁のなかった人でも、ハーバードやスタンフォードの講義を無料で聞くことができ、認定証までもらえます。

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