2014年8月号
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水ビジネス

水道の未来を映すスマート浄水場

土井一成(横浜市水道局長)

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横浜市水道局は4月、日本最大の膜ろ過方式浄水場を稼働。PFIの取り組みや省エネでも最先端を行く。水道老朽化が全国の課題になる中で、先進事例として注目されている。

セラロッカの外観

セラミックろ過膜

横浜市の水道は日本最初の近代水道として1887年に給水を開始。以降、90戸に満たない寒村だった横浜は急激に発展し、人口370万人を擁する大都市となった。

2014年4月、この横浜で日本最先端と言える浄水施設「川井浄水場 セラロッカ」が稼働した。「横浜市のスマートシティ構想にならって、我々はセラロッカを“スマート浄水場”と表現しています」と横浜市水道局長の土井一成氏は言う。

最大の特徴は、給水量17万2800立方m/日と日本最大の膜ろ過方式の浄水場であること(2位は8万立方m)。これは、1万分の1mmの小さな孔があいたセラミック膜に原水を通して汚れを取り除く仕組み。砂などを使う急速ろ過に比べて設備スペースが3分の1ですむ。

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