2014年5月号
購読申込み のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

スペシャルレポート

最貧困層の生活変えた「仕組み」

中村俊裕(米国NPOコペルニク 共同創始者兼CEO)

1
​ ​ ​

1日2ドル以下で生活する貧困層は、世界で24億人以上。こうした最貧困層の生活を、シンプルな技術で劇的に変えたNPOが今、注目を集めている。世界の一流企業も一目置く、次世代のグローバルリーダーに話を聞いた。

「ソーラーライト」により夜の時間の使い方が変わり、オイルランプの灯油に掛けていた支出が減る

中村俊裕
米国NPOコペルニク 共同創始者兼CEO

発展途上国の農村部や離島では、電気、水道などのインフラが十分に整っていない上、政府や国連の支援も届きにくく、貧困の固定化が深刻になっている。中村俊裕氏が立ち上げた米NPO法人「コペルニク」では、太陽光電池を使ったライトや、バケツ2つとフィルターを組み合わせただけの浄水器など一見シンプルなテクノロジーで、16カ国17.5万人を課題解決へと導いた。ダイヤモンド社から出版された著作『世界を巻き込む。』では、UNDP(国連開発計画)で開発支援に携わっていた中村氏が「もっと普通の人の生活にインパクトを与える仕事を」と、コペルニクを設立した経緯などが綴られている。

―コペルニクの仕組みについて教えてください。

途上国向けのシンプルなテクノロジーを、最貧困層の人々に届けることを中心にやっています。私たちが選んだ、ソーラーライトや浄水器などのテクノロジーの中から、NGOなどの現地パートナーに必要なものを選んでもらい、例えば「私の村ではソーラーライトが300個必要」というような提案書を出してもらいます。それに対し、個人や企業の方から必要な資金を寄付してもらって製品を購入し、コペルニクが現地パートナーのところまで持っていく。現地パートナーがそれを世帯レベルまで普及させます。

残り73%

1
​ ​ ​

バックナンバー

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

以下でメルマガの登録ができます。

購読申し込みで全記事が読める

2018年4月号「SDGs×イノベーション」完売!

会員になって購読すれば、バックナンバー全記事が読めます。PC・スマートフォン・タブレットで読める電子ブックもご用意しています。

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら

最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。さらに

会員の特典をもっとみる