2014年2月号
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営業の真髄

競合2社による斬新な広告企画

神保智一(桜美林大学 特任教授)

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通常、新製品広告は数社の広告会社がコンペを行い、選ばれた1社のみ制作を進めるが、味の素はコンペを行わず、複数社で企画を練り上げる斬新なマーケティング戦略をとる。電通、博報堂から精鋭が選抜され、各社のスキルを最大限に引き出していった。

営業は失敗から学ぶ

前号で入社当時のサクセスストーリーについて触れたが、今回はその逆で同じ頃の失敗談で始めてみたい。

まず第一話はお粗末な話と言える。我々の営業部は上野の松坂屋さんの新聞出稿を扱っていた。アシスタントの私は制作素材を得意先から受け取り、それを社の制作担当者に渡して新聞原稿を作ってもらう。その時は着物のキャンペーンに関する新聞告知で素材の中にモデルさんのネガが入っていた。このネガを写真部の人が裏表、逆に焼き付けてしまった。そして得意先から大目玉を頂戴することになる。

早速出来上がった原稿を持って得意先へ行くと宣伝部の人は原稿を一目見るなり「あんた、モデルを殺す気か!」と怒鳴った。私が何のことか分からずポカンとしていると流石に少し落ち着いた後、担当の人が「良く見てよ。着物の襟が左右逆になっているだろ。襟を右前に着せるのは死んだ時だけだ。やり直し」。私はやっと怒鳴られた理由が分かった。

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