「AARRR」モデル徹底解説
2012年末から日本国内でグロースハックという言葉と共に耳にする機会が増えた「AARRR」。グロースハックの前提となるデータ分析のフレームワークであり、これを日本のスタートアップ業界に広める一翼を担った、ユーザー行動分析ツール「SLASH-7」を提供するpLucky代表取締役林宜宏氏に話を聞いた。
Text by 梅木雄平(The Startup代表取締役)
AARRRとは
データ分析のフレームワーク
まずAARRRとは何か。その起源を林氏に聞いた。
「AARRRを最初に提唱したのは米国の著名シードアクセラレーター『500startups』のDave McClure氏と言われています。2007年頃の話です。ユーザーの状態を5つに分け、それぞれで取得するべきKPIを指摘しました。ユーザーの状態ごとにKPIを設定するデータ分析のフレームワークとして提唱されたのがAARRRです」。
たしかに今までもKPIの重要性は語られてきた。AIDMAやAISASのような体系だったフレームワークが生まれたことで、整理しやすくなったと林氏は語る。従来のマーケティングの最大の違いは、フレームワークで整理されたことによる理解されやすさだと言う。AAARRRそれぞれの段階について、解説を聞いた。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り76%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。