2014年1月号
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グロースハッカー

アンブレラ型の人材を探せ!

ジェームス・ホロー(プロフェーロ 代表取締役社長)

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シリコンバレーを中心に、グロースハッカー(Growth Hacker)という、あたらしい役割が注目され始めている。事業の成長(グロース)へ向け、急速に、直線的に成長を牽引する成功請負人だ。グロースハッカーの持つスキル、事業に必要なタイミングに迫った。

ジェームス・ホロー プロフェーロ 代表取締役社長

今日、新規事業の創出において、事業を担うファウンダー、経営トップ、マネジメントクラスが目を離せない要素となってきているのが、「グロースハッキング」(Growth Hacking)だ。これを行う人たちを指して「グロースハッカー」(Growth Hacker)と呼ぶ。読んで字のごとく、会社や事業、サービスのgrowth(成長)をhack(切り拓く)する、ということである。

勿論、事業の成長は参画する誰もが目指すところだが、マーケターでもエンジニアでもコンサルタントでもなく、指標となるKPIをつきつめ、データをベースとして目標値を設定し、事業を急速に成長させることに集中し、最短距離で実現する。そうしたスキルを持った人間たちが、シリコンバレーを中心として現れ、「グロースハッカー」と呼ばれるようになってきているのである。ちなみにこのスキルの名付け親の一人とされるのがマーケティングツールのスタートアップ、Qualarooの創業者であるショーン・エリス(2010年7月にブログで言及している)だ。

シリコンバレーではすでにキャリアの一つとして定着。日本でもIT企業やスタートアップではすでに馴染みの深い言葉となり、「グロースハック」「ユーザーグロース」という部署(チーム)を持つ企業も出てきている。

様々な分野のスキルをハイレベルで兼ね備える

さて、グロースハッカーとは、どのようなタイプの人材なのだろうか。そして事業のどういったステージにおいて、その人材が必要となるのだろうか。

まず、人材としてグロースハッカーの理想的なタイプとは、「アンブレラ型」(傘型。経営学で言われるT型人材とまた別の新たなタイプ)の人材―そう話すのは、2010年から日本において「グロースハッカー」の普及に力を入れてきたプロフェーロのジェームス・ホロ―代表取締役社長だ。

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