2013年11月号
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ファンを増やし、資金を集める クラウドファンディング

国内クラウドファンディング8社比較

梅木雄平(The startup 代表取締役)

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2011年春頃から国産のクラウドファンディング事業者が登場し、市場が立ち上がった。2013年9月現在は10社前後の事業者は存在する。国内クラウドファンディングの現況をお伝えする。

マーケットリーダーはどこだ

比較表では8事業者を紹介しているが、国内市場を牽引するのはReadyfor?、Campfire、MotionGalleryの3事業者といえよう。この3つが規模として抜きん出ている。

Readyfor?は2011年春にローンチし、社会性の高い寄付型のプロジェクトを中心に展開している。累計サクセス件数約270件、サクセス総額3億円を誇る日本最大のプラットフォームといえよう。2013年に入ってからは、自治体の資金調達としてははじめての事例となる東山動植物園のコアラ応援プロジェクトで500万円近くを集めている。

Campfireはクリエイティブ系のプロジェクトに強い。累計サクセス件数は約300件と国内トップ。サクセス総額は約2億円。代表的なプロジェクトとして、渋谷のコワーキングスペース「co-ba」が挙げられる。2つのプロジェクトで約300万円を集めた。

映画などのプロジェクトに強いMotionGalleryは「ハーブ&ドロシーふたりからの贈りもの」というアメリカの映画の日本での劇場公開のプロジェクトが約1500万円を集めた。このプロジェクトが国内クラウドファンディンでサクセス最高額のプロジェクトである。また、MotionGalleryはプラットフォーム側の手数料が10%という国内最安値であることも特徴的だ。

プラットフォームが得意とするジャンルを見極め、プロジェクト掲載

様々なクラウドファンディングサービスがあるが、プロジェクト掲載を検討する際には、書くプラットフォームがどのジャンルに強いかを見極め、掲載したいプロジェクトとの相性を見極める点が最も重要であろう。次いでより多くの目標金額を集めるために、販売力の強いプラットフォームを選ぶべきであり、サクセス総額が一つの指標になるであろう。

また、日本においてもスタートアップなどに対する株式投資型のクラウドファンディングに関して法的整備が進んでいる。Readyfor? に代表される寄付やCampfire・MotionGallery代表される報酬型が国内では主流であったが、純投資として金銭的なリターンを見込む株式投資型のプロジェクトも今後増加していくであろう。

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