2013年6月号
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発想は街から生まれる

キタとミナミの間に変化の胎動 「情的資本」で街を変える

佐野嘉彦(ANALOG代表)

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来年オープンする超高層ビル「あべのハルカス」や梅田の再開発など、大型のまちづくりが進む大阪において、近代建築、歴史的資産が重層する船場地区に注目が集まっている。そこでは、個々の住民の動きが一つの流れをつくり、新たな街の価値が創造されている。

船場には近代建築が集積。街の記憶と地元に愛着を持つ人々の存在が、創造的なまちづくりを支えている

かつて、大阪の街の都市構造はキタとミナミを比較する事で多くを語れた。

都会的な雰囲気のキタ(梅田)と、泥臭い大阪イメージを象徴する道頓堀や心斎橋・なんばがあるミナミは、賑わいの性格の対比が際立ち、吸引力も拮抗していたからだ。

「あべのハルカス」開業 大阪の中枢が多極化

そのキタでは4月26日に「うめきた先行開発区域グランフロント大阪」が街開きした。

梅田では、2011年開業のJR大阪駅ビル「大阪ステーションシティ」等大型ビルが集中し、今後も開発計画が目白押しである。

一方で市内ではキタ、ミナミ以外のエリアの動きも激しい。来年開業する超高層ビル「あべのハルカス」がその代表だろう。

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