経営に必要な「職員の睡眠量」という発想

長時間労働やプレッシャーによる睡眠不足は、記憶力や判断力のダウン、ミスの増大など生産性ダウンにつながる。職場の労務管理に「睡眠」という軸を加える必要性があるのだ。「これまで経営者は、いかに効率よく〝働く〟か? に知恵を振り絞り、いかに〝休む〟を顧みてきませんでした。ですが、本来、〝よく働く〟ためには〝睡眠〟や〝休憩〟は必要不可欠なもの。つまり〝よく働く〟が表で、その裏は〝よく休む〟。切り離せない表裏の関係になります」と、独立行政法人労働安全衛生総合研究所で労働と睡眠の関係を20年以上研究してきた上席研究員・高橋正也氏は説明する。

労働安全衛生総合研究所 上席研究員 高橋正也氏

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り71%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。