「頑張りすぎ」を防ぐ睡眠見える化

新規事業の立ち上げ期はハードだ。「なんでこんなに眠気が来るのか、もっとやれるはずだ」―そうして、自らの睡眠不足を自覚できず、注意力や集中力、意欲低下、メンタル面の低下を呼んでしまう。「睡眠というのは、身体や精神面のメンテナンス。一定以上眠らなければ、対策は難しくなる」。そう話すのは、スリープ&ストレスクリニックの林田健一院長だ。

スリープ&ストレスクリニック 林田健一院長

現代人の多くは寝不足であり、自らの睡眠が足りていないことに本人が気付いていないケースが多いという。仕事をしなければならない、最新のビジネストレンドのキャッチアップのために「今すぐ」やらなければならない事業に追われる、短い時間の中で、プライベートの用事も済まさなければならない―こうした場合に、常に犠牲になるのは睡眠時間だ。「睡眠時間を犠牲にした結果、どのように問題が起こってくるかと言うと、パフォーマンス低下、エラーや事故の増加、身体・精神の不調が見られ、仕事や社会へのマイナス影響があるほか、メタボリック症候群や心血管系疾患、糖尿病、疼痛性疾患にもつながってきます」。また、日常に強い眠気を発生する行動誘発性睡眠不足症候群に陥るケースもある。

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