「普通のお母さん」が築く未来
被災地の起業家600人の輩出と雇用創出を目指し、各300万円を上限にヒト・カネ・モノの支援を行う「復興支援型地域社会雇用創造事業」が、これまで特に就労の進まなかった女性や高齢者が働きやすい、地域の「小商い」をつくり出している。
子育て主婦も働ける工芸品づくり
宮城県南三陸町では、震災前から盛んだった繭玉を使った工芸品「まゆ細工」をつくる主婦・松岡ゆかり氏が助成対象に選ばれた。仮設住宅に住む一見普通の「お母さん」の起業は地域に大きな刺激を与えた。現在女性3名が雇用されているが、就労時間を1日3時間にしたため子育て中でも働きやすいと好評だ。3名全員が震災後初めての就労で、一般企業は就労時間が固定的なため踏み出せなかったという。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り70%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。