2013年4月号
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東北の新興プロジェクト

若手漁師が奮起。今、変わりゆく三陸漁業

月刊事業構想 編集部

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一次産業の後継者不足は、被災地のみならず日本全国が抱える共通の課題だ。震災を機に意識が変わったという三陸の若手漁師たちが今、立ち上がり始めている。消費者を知り、流通・販売システムを学び、業者間で連携し、自分たちらしい6次産業化の在り方を模索している。

昨年7月から、都内のベジタリアンフードレストラン「渋谷村やさい食堂」に直接わかめを卸している。写真は同店舗での試食・販売イベント。店舗を運営するウィルプランニング横川毅氏(左)と阿部勝太氏(右)

味噌汁で1晩経っても歯ごたえを感じる〝筋肉質〟なワカメ。世界三大漁場と言われる三陸の中でも、外洋で育成する宮城県石巻市北上町、十三浜のワカメはその品質から震災前、県内最高値をつけていた。しかし、住民の8割が漁業で生計を立てる漁師町・十三浜も、150人の漁師のうち20代は6人と、他の浜と同様に後継者問題を抱えていた。

この浜で家業を継いだ26歳の漁師、阿部勝太氏。震災後、縁あって東京の「六本木農園」を見学に行ったことがきっかけとなり、若手の農業者が独自で販売やイベント等の活動をしている「こせがれネットワーク」の存在を知った。

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