ブレイクスルーのカギは愚直さと巻き込む力

シード期に特化したファンドを手掛け、着実に実績を上げる本間氏は、独自の信念を持って、起業家と向き合い続けている。

インターネット領域で、スタートアップへの投資を手掛けるインキュベイトファンド。共同パートナーを務める本間真彦氏は、シード期への投資に特化している理由をこう語る。

「起業家にとっては、事業がうまく軌道にのった後、投資家が現れて、儲かりそうだから投資したいと言っても、そこからいい関係は築きづらい。しかし投資家側が、その会社がうまくいくかどうか分からない創業期から一緒にリスクをとれば、信頼関係を築くことができます」

大手のVCでは、当然、そうした不確実性が高い投資を手掛けるのは難しい。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り77%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。