マザープラントの設立がもたらす地域活性化
マザープラントの設立による継続的な企業立地はアジア国際戦略総合特区の大きな柱となっている。九州マザープラントの筆頭としてあがるのが1930年に久留米で操業を開始したブリヂストンだ。同社の峯尾啓司ITネットワーク本部長に地域との関わりについて聞いた。
世界各地の取引先が訪問

工場のエントランスの展示スペース
―久留米工場は創業の地ですね。
1930年に久留米でブリヂストンの第1号タイヤが生まれ、1931年に創業者石橋正二郎が操業を開始しました。久留米は創業者の取り組み(石橋文化センター、久留米大学、ブリヂストン通りなど)が多くみられる地でもあり、現在の企業理念のルーツとなっています。
我々は、世界150カ国以上で事業展開し、14万人以上のグループ従業員で構成されますが、全員が企業理念をどのように維持、継承するか、そして自分の業務に取り込んでいくかを学べるマザープラントとしての役割は久留米工場唯一のものとなります。
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