定期購入型ECが生み出す新たなビジネスチャンス

現在、日本の定期購入のマーケットは、ベンチャーを中心に動いている。今後、大手企業が参入することで、市場は一気に拡大する可能性がある。一方で、それはスモールビジネスにも新たなチャンスをもたらす。

アメリカで現在、人気を集めているのが、「12SOCIETY」、「JewelMint」など、セレブがお薦めのアイテムを販売する定期購入サービスだ。日本でも、こうしたビジネスが生まれる可能性はある。

モデルやタレントの起用で市場が花開く可能性も

(左上)セレブがお薦めのアイテムをセレクトする「12SOCIETY」
(左下)ハリウッド女優とコラボした商品展開を行う「JewelMint」

定期購入サービスの動向に詳しいROLO代表の池内亮太郎氏は、こう語る。

「例えば、AKB48の各メンバーがお気に入りのアイテムを選び、1年間にわたって毎週、1個ずつそれらが届くようなサービスが考えられます」

現在、日本で定期購入を提供しているのは、ほとんどがベンチャー企業だ。今後、大手が資本力を活かし、モデルやタレントを前面に出したサービスを展開すれば、マーケットが一気に広がる可能性がある。

また、池内氏は、「CAMPFIRE」などクラウドファンディングとの親和性の高さも指摘する。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り62%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。