クラウドベンダーのトップAWSの強さの理由
2006年にクラウド市場に参入すると、あっという間に市場を押さえたAWS。その強さの秘密は、本業で培ったノウハウと膨大なインフラ整備を可能にする資本力だ。
2006年にアマゾンが最初のクラウドサービスである「Amazon Simple Storage Services(S3)」および「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」を開始したとき、「本屋がITサービスを提供する」と多くのIT関係者が訝しげにそのローンチを眺めていたことを記憶している方も多いだろう。AWS(Amazon Web Services)として、オンラインリテールで培った膨大なノウハウを活かし、コンピューティングリソースをまるで電気やガスを利用するかのように従量課金でユーザに使わせるという、今で言うパブリッククラウドの先駆けとなったサービスを提供し始めたときは、AWSもクラウドもこれほどまでに成功すると思った人は少ないはずだ。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り76%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。