アメリカ型のプレゼン構造と定番フレーズ 第2回

brandon_ogp.png

前回の記事に引き続き、アメリカ型のプレゼン構造と定番フレーズの紹介。 ( >前回の記事はこちら)

英語プレゼンにある一定の「型」をつかむことで、
まずは日本語と英語のプレゼンテーションの文化の違いを押さえることができる─。

4 現在の状況や問題の提起

ここからメインのプレゼン内容に入って行くのですが、オーディエンスからの〝エンゲージ〞を得る為に、彼らが日常生活で感じている状況や不便に思っている事等、馴染みのあるトピックを説明します。

状況提起フレーズ例:

  • I'd like to begin by outlining our present situation.
    As you know...
    You may not know that...
  • How many of you have ever experienced...
    Among that, how may of you think...
  • Yesterday, when I was walking to my office, I saw...
017_01.jpg

この段階ではなるべく親しみやすいカジュアルな表現を使い、まるで友達に世間話をしているかのような雰囲気づくりを心がけましょう。エンゲージ獲得の肝はオーディエンスとの距離を作らない事です。〝As you know〞等の表現は、同じ知識の共有。また、質問から始めるスタイルは、オーディエンスからの状況提供を促す事で同胞意識を生成。そして、日常生活のシーンを例に出す事で、状況をイメージしやすくします。

5 解決策となる提案の説明

こちらでプレゼンのメインとなる提案部分の説明に入ります。前のセクションで提起した問題に対しての解決案を説明する事で、スムーズな展開を狙います。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り66%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。