食クラスターで続々誕生!消費者が求める新商品

2010年4月からスタートした食クラスターは、現在までに1876社が参加、約400のプロジェクトが生まれるまでに成長し、大きな成果をあげている。

生産量は全国一、バリエーションは世界一、

北海道産魚醤油

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魚醤油。現在までにサケ、ホタテ、ウニ、サンマ、甘エビなどを素材に約30 種類が誕生、全国屈指の商品群に

北海道は水産資源が豊富であるが、内臓や魚皮などの有効活用が課題だった。そこで食品加工研究センターで17年前に始めたのが道産魚醤油の開発だ。同センターの発酵技術をもとに、試作や製品化に取り組む企業が年々増加。この10数年で魚醤油の製造及び試作を行う企業が40社を超え、現在までにサケ、ホタテ、ウニ、サンマ、甘エビなどを素材に約30種類もの魚醤油が誕生。魚醤油を使用した食品も続々と製品化され、全国屈指の商品群に発展した。2010年には、魚醤油製造業者や調味料製造企業などが加盟する、「北海道魚醤油生産組合」が発足。昨年9月に、道の戦略的食クラスター先導的モデル事業に採択され、レシピの開発など消費者への普及・PRに取り組んでいる。

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