東京都ソーラーカーポート普及促進へ

都は、駐車場の上部空間を利用した太陽光発電の普及拡大を図るため、都施設の駐車場に都と公社が連携してソーラーカーポートを導入するモデル事業を開始。
出典:「ソーラーカーポート普及促進モデル事業報告書」平成28年6月/公益財団法人東京都環境公社より

東京都は、都内外における再生可能エネルギーの導入拡大と、省エネルギー等による電力需要抑制に取り組み、2030 年までに都内の消費電力に占める再生可能エネルギーの利用割合を 30%程度まで高める目標を掲げている。

特に再生可能エネルギー設備の中でも主要な太陽光発電システムに関して、これまで東京都は平成 21 年度から平成 24 年度にかけて、都民向け住宅用太陽光発電システム(太陽熱を含む)の補助制度を創設し、約 5 万世帯以上の導入に貢献してきた。

さらに平成 25 年度からは太陽光発電設備の導入拡大施策として、補助金制度以外にソフト面の充実を図るため、「やねぢからソーラープロジェクト」を立ち上げて、都民向け「太陽光発電セミナー」や「屋根貸マッチングセミナー」など各種セミナーを開催、日本初公開となる「ソーラー屋根台帳」の開発・公開と「太陽エネルギーポータルサイト」を整備し、太陽光発電に関する相談窓口の開設・運営などを行ってきた。

こうした背景もあり、都内の太陽光発電設備の導入量は年々増加してきている。

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