土木事業と林業事業で自然資源を守り、持続可能な地域を作る

森林の整備・保全に必要となる森林内の道を通す森林土木事業を本業とし、1951年に創業した山崎産業。護岸工事やトンネル工事、橋梁工事など様々な工事を手掛けているが、近年は土木事業で培った技術を生かし、林業事業にも進出している。これまでの事業変革と新たな挑戦について、社長の山崎氏に聞いた。

山崎 司(山崎産業 代表取締役社長)

土木事業で川を整備し
自然災害から地域の安全を守る

宮崎県北部に位置する延岡市は、県下市町村のうち最大の森林面積(約7.3万ha)を有し、豊かな森林資源に恵まれている。旭化成の企業城下町としても知られ、豊かな森林から生まれる豊富な水資源を活かして繊維産業や化学工業で栄えてきた。

「山崎産業は、私の父が戦後に荒廃した国土、特に森林を復興したいという思いから森林の整備・保全に必要となる森林内の道を通す森林土木事業を本業とし、1951年に創業しました」と山崎司社長。現在、同社は延岡市を中心に森林土木事業で培った高い土木技術を活かして、河川や海の護岸工事、トンネル工事、橋梁工事、港湾工事と山、陸、川、海にまたがる土木工事を手掛けている。

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