2020年8月号
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宇宙のSDGs スカパーJSAT、理研ほかスペースデブリ除去技術で連携

月刊事業構想 編集部

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役目を終えた人工衛星は、地球の衛星軌道をめぐる「スペースデブリ」となり、宇宙開発の妨げになる。日本の民間企業初の通信衛星JCSAT-1を1989年に打ち上げ、以降30年以上にわたり衛星通信サービスを提供してきたスカパーJSATは、このスペースデブリを除去する衛星の設計・開発に着手する。持続可能な宇宙環境の維持を目標に、「宇宙のSDGs」達成を目指す。

宇宙ごみをレーザーで掃除

開発にあたり、理化学研究所(理研)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、名古屋大学、九州大学とそれぞれ連携する。衛星にレーザーを搭載し、制御不能になった古い衛星に遠隔からレーザー掃射することで軌道を変え、ゆっくりと大気圏へ落ちるように操作することを構想している。

レーザーを利用した除去イメージ。小型衛星にレーザーを搭載し、スペースデブリを大気圏に送り込む

スペースデブリの除去に向けては、様々な方法が考案されている。レーザーを使う方法を採用した理由は、(1)デブリに接触しないため安全性が高いことと、(2)レーザーを照射されたデブリ自身が燃料となるため、移動用の燃料が不要で経済性が高いこと。

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