海外学会レポート イノベーション集積地域の秘密を探る

会場となったルレオ工科大学

「地域毎の状況に応じた
アントレプレナーシップ」に光

第21回ウッデバラ・シンポジウムは6月14日~16日の3日間、ルレオ(Luleå)工科大学を会場に開催。「ダイバーシティ、イノベーション、アントレプレナーシップ」を基調テーマに多彩な発表が行われた。

今回は、アントレプレナーシップに関する基調講演が11件中9件を占めたことが特筆される。要点を抽出してみると、「経済活力の源泉はアントレプレナーシップだが、その活性化の重点や方法は地域の状況に応じて違う。地域経済振興に向けたエコシステムの構築には、アントレプレナーシップの促進に向けた地元インターミディアリーの役割に着眼することも必要だ」といった点だ。また、「子育て世代の女性起業家(マムトレプレナー)の増加も、経済活力の担い手として欠かせない」等の議論があった。

世界20カ国から100名の研究者や実務家が参加

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