「青山」のルーツは南北朝時代の群馬 第27代当主が語る
「青山」の地名のルーツとなっている青山家。徳川家康の家臣として、青山の地に居を構えてから400余年。第27代当主の青山忠靖氏に代々伝わるお話を伺った。
青山家系図
青山家の歴史は、14世紀の南北朝時代に遡る。初代師重(もろしげ)は、後醍醐天皇の孫である尹良(ゆきよし)親王に仕え、上野国青山郷(現在の群馬県吾妻郡中之条町青山)に居を構えていた。その地名を取って「青山蔵人佐」と名乗っており、これが青山姓のルーツと考えられる。師重の兄、青山師賢(もろかた)は、鎌倉時代末期に京都の朝廷に仕え、後醍醐天皇の信任も厚く、機密事項についても相談を受けていた。後醍醐天皇は鎌倉征伐を密かに計画していたが、その相談も受けていたという。
家康の鷹狩りの際に拝領
戦国時代に入ってからは、徳川家とのつながりが深く、第5代忠治は、松平家初代親氏に仕え、以来、明治維新まで徳川家とともに歩んでいる。
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