2017年10月号
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空き資源活用のアイデア

廃校で音楽フェス、地域に一体感のあるグルーヴを

波多 信治(香川廃校グルーヴ実行委員会代表)

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高松市の廃校で、「地域のおっちゃんたちと若者が、音楽を通して交流する『場』をつくる」。そういう思いから誕生した『廃校グルーヴ』が、世代を超えて人を惹きつけ、過去2回の開催を通して、地域と人が一体となる高揚感を生んでいる。

香川県高松市塩江町の廃校で行われた音楽フェス『廃校グルーヴ』。これまでに2015年、2017年の2回開催されている

『廃校グルーヴ』の舞台は、香川県高松市塩江町の廃校となった中学校。塩江町は、高松市の中南部にあり、面積の約8割が山林だ。温泉・観光で賑わった時代もあったが、多くの温泉施設は老朽化が進んでいる。

人口は3000人足らずで、2005年に高松市と合併。いわゆる過疎化の進んだ町である。その中学校は、1963年に閉校し、その後、廃校となったもので、現在は高松市が指定管理者に選定した塩江町のNPO法人が管理している。

波多 信治(香川廃校グルーヴ実行委員会代表)

補助金に頼らずリスクを背負う

主催した香川廃校グルーヴ実行委員会代表の波多信治氏は、2008年に新宿で開催された『廃校フェス』を、また2010年には秋田県で開催された同様のフェスに参加。音楽レーベル『Naoshima Records』を主宰していることもあり、音楽関係の動きには注目をしていた。

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