2017年8月号
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クリエイティブのまち青山

甲状腺疾患の専門治療・伊藤病院 専門特化にかける誇り

伊藤 公一(伊藤病院院長 医学博士)

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80年間、三代にわたって甲状腺疾患の診療のみに一途に向き合ってきた伊藤病院。究極とも言えるその「選択と集中」は高度な技術とホスピタリティを兼ね備えており、長きにわたり、信頼のブランドを構築している。

表参道交差点から表参道ヒルズに向かう途中、ブランドショップが立ち並ぶ通りに、お洒落な外装の伊藤病院がある。世界一の甲状腺疾患専門病院として知られ、1日平均1,300名もの患者が全国から訪れる。伊藤公一院長は三代目院長。

「当院は私の祖父・伊藤尹(ただす)が、1937年に当地に設立した民間病院で今年、創立80周年を迎えました。祖父は元々、大分県で甲状腺外科医をしていましたが、祖母の郷里が渋谷区であった縁から、当地で開業しました。戦前の表参道は交通の便も悪く、閑散とした土地柄であり、こんなところに特殊な目的の医療機関を開業して大丈夫だろうか、という心配の声もあったようです。しかも1945年の山の手空襲で病院は全焼、必死に持ち出したカルテや医療機器を携え、河口湖での疎開診療を行っていた時代もありました。戦後15年間は、表参道の地をそのままとし、武蔵小山の病院を買収し開業しておりましたが、1959年に再び当地に戻ってまいりました。ところが同年に祖父が急逝し、30歳代であった父が院長を承継し、40年間をかけて甲状腺疾患専門病院として今日の形態を確立しました。そして20年前に私が、父から、そのバトンを引き継ぎました」

通訳を介した診察風景。英語圏に留学経験のある医師・看護師が多数在籍のほか、中国語・韓国語の医療通訳サービスを無料提供

甲状腺疾患に専門特化

甲状腺は、のどぼとけの下にあり、全身の代謝を正常に保つ役割がある。縦3~4㎝、重さ約12グラム、蝶々が羽を広げたような形をした小さな臓器で、通常では触れることのないもの。

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