徹底的なユーザー視点で考える 「顧客体験」を軸とした新事業
Airbnb、Uberといったシェアリングビジネスが台頭する時代。その背景には、2つの変化があるといえる。
1つ目は「テクノロジーの進化」。IoT(Internet of Things)や人工知能などテクノロジーが爆発的に進化し、企業だけでなく個人にまで一気に普及し、シェアのインフラが整った。
2つ目は「価値観の変化」である。これまでは企業が高機能・高付加価値の製品を開発し、消費者に一方的に提供するという資本主義経済の価値観で成り立っていた。しかし今、本当にユーザーが必要とし、喜ぶサービスを提供する「ユーザーエクスペリエンス(UX)」の考え方を軸としたビジネスが成長している。代表的な企業は、アマゾンやアップルだろう。
UXの時代
--IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか

- 松島聡(著)
- 本体1,800円+税
- 英治出版
「日本は製造業主体で『垂直統制型』の事業展開を進めてきましたが、これからはすべてが水平につながり、会社の枠を超えて協力していく『水平協働型』への変化が必要です」とシーオス代表取締役社長の松島聡氏は話す。
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