2016年5月号
購読申込み のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

女性活躍が新ビジネスを生む

感性×ロジカル思考 研究所だけでない、「理系女性」の活躍の場

橋田 朋子(CHORDxxCODE代表、早稲田大学基幹理工学部表現工学科准教授)

0
​ ​ ​

女性ならではの感性を持ち、ロジカル思考もできる、理系女性の能力を活かして企業の商品開発などを支援する工学系女性博士グループ「CHORD xx CODE」。彼女たちの取り組みからは、ハイブリッドな能力を持つ理系女性の潜在性が見えてくる。

東大ゆかりの女性博士7人が立ち上げた「CHORD xx CODE」

近年、女性が考案した商品のヒットが相次ぐ。自動車からスーツケース、ビールまでジャンルは幅広い。女性ならではの視点や感性を商品開発に活かそうと考える企業は増え続けている。

こうした中で注目を集めているのが、7人の工学系女性博士グループ「CHORD xx CODE(コード・コード) 」だ。コード・コードの特徴は、女性的な視点でアイデアを出すだけでなく、工学のエキスパートとして実際のモノづくりまで自分たちで手掛けること。現代的な女性で、なおかつ理系的なロジカルシンキングを得意とする彼女たちの知見を取り入れようと、企業や広告代理店からのワークショップや商品開発のオファーが届く。

エンジニアリングに女性の力を

女性の影が薄かったエンジニアリング分野で、異彩を放つコード・コード。早稲田大学基幹理工学部表現工学科で准教授を務めるグループ代表の橋田朋子氏は、グループ結成の理由について、まさにその「女性の存在感の薄さ」がきっかけだったと語る。

橋田朋子(はしだ ともこ)CHORDxxCODE代表、早稲田大学基幹理工学部表現工学科准教授

「私たちは皆、大学院やポスドクの時に東大に在籍していたのですが、それぞれの研究室などがあった工学部2号館は本当に男性が多く、たまに女性を見かける程度でした。そのような中でも講義や学会などを通して気が合う女性の知り合いが少しずつ増え,時々皆でおしゃべりをしながらお互いの考えに共感したり刺激を受けたりしていました。そこから、論文以外のアウトプットもしてみたいし、リサーチからモノづくりまでできる女性は珍しいから、グループを作って活動してみようという話になり、2009年にコード・コードを作りました」

残り64%

0
​ ​ ​

バックナンバー

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

以下でメルマガの登録ができます。

購読申し込みで全記事が読める

2018年4月号「SDGs×イノベーション」完売!

会員になって購読すれば、バックナンバー全記事が読めます。PC・スマートフォン・タブレットで読める電子ブックもご用意しています。

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら

最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。さらに

会員の特典をもっとみる