AIが提供する「新しい体験」と新事業 身近になった人工知能

史上初めて現役将棋プロ棋士に勝利した将棋人工知能の開発者などトップエンジニアが揃うHEROZ。2009年の創業以来、「AIで世界を驚かせる」をビジョンに掲げ、人工知能(AI)の可能性を追求してきた。AIを武器に事業拡大を図るHEROZの次の一手は何か。

「将棋電王戦」では、HEROZのエンジニアが開発した将棋AIが現役将棋プロ棋士に勝利した

eラーニングとしても活用

人工知能(AI)の技術を活用したサービスの企画・開発を行うHEROZ。現役将棋プロ棋士に勝利したAIを活用し、2012年にリリースした「将棋ウォーズ」をはじめ、チェス、バックギャモンなどのモバイル系ストラテジーゲームを世界中に展開している。その実力が認められ、代表取締役の林隆弘氏が、Japan Venture Awards 2016(中小企業基盤整備機構主催)で中小企業長官賞を受賞した。

日本将棋連盟公認アプリとなっている「将棋ウォーズ」は、比較的短命なモバイル系ゲームアプリでは珍しく、リリースから4年経った今も根強い人気で、ダウンロード数は300万を超え、いまだ伸び続けている。

「将棋ウォーズ」は、300万超のダウンロード数

アプリ内の段級位で公式免状が取得できる仕組みや、羽生善治名人級の将棋AIの手を5手100円で借りることができる機能などが人気の秘訣だ。

林氏は「単なるゲームとしてだけではなく、eラーニングとしても使用できるアプリだと考えています。名人級の将棋AIを使い、その手を見ることで、各局面における指し手を学ぶことができます」と話す。

現在、日本の対局の約7割がこのプラットフォーム上で行われており、毎月行う全国大会には約20万人が参加する。学習としてこのプラットフォームを使用するプロ棋士も多いという。

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