2015年11月号
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World Project Design

Uber創業者が語る 「破壊」の先にあるゴール

五味 明子(ITジャーナリスト)

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クルマの世界も「所有から利用へ」――。急成長を遂げてきたUberは、ITにおけるクラウドコンピューティングのように、自らはドライバーや車両を保有せず、「移動」のニーズに応えることを目指す。それは、既存の業界に「破壊的な革新」をもたらす。

UberのCEO、トラビス・カラニック。2009年に創業し、わずか6年で世界的に注目される企業をつくり上げた Photo by Dan Taylor

FIXED(固定化されたもの)からFLEXIBLE(柔軟性のあるもの)へ――。Uber Technologies(以下Uber)の創業者でもあり、現在CEOを務めるトラビス・カラニック(Travis Kalanick)は、Uberが劇的な成長を遂げている理由、そして今も実践し続けているテーマとして「既存の常識、慣習、固定観念への挑戦」を挙げている。そしてその挑戦への重要な土台となっているのが、最新テクノロジーへの積極的なコミットだ。

設立からわずか6年で評価額500億ドル(約6兆円)を超えた会社のトップが抱く次のゴールはどこにあるのか。本稿では、米サンフランシスコで開催された「Dreamforce 2015(主催: Salesforce.com、9/15~9/18)」において、カラニックがマーク・ベニオフ(Mark Benioff、Salesforce.comのCEO)との対談で語った内容をもとに、Uberの強さの原点を探ってみたい。

クラウドと不可分のビジネス

Uberは、カラニックともう一人の創業者であるギャレット・キャンプ(Garret Camp)によって、2009年3月に設立された。きっかけは、サンフランシスコであまりにもタクシーがつかまらないという2人の実体験にもとづいている。

今、この場で乗りたいのに、どんなに手をあげてもタクシーは止まってくれない――。

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