2015年6月号
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女性トップランナー

事業チャンスを秘めた「日本文化」 異業種コラボで海外にも発信

神森 真理子(ジャパントラディショナルカルチャーラボ 代表取締役)

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「和食」のユネスコ無形文化遺産登録を機に、ビジネスチャンスとして日本文化の見直しがなされている。新たな切り口で、伝統的なモノを現代に合わせて提案する女性に注目が集まる。

神森 真理子(ジャパントラディショナルカルチャーラボ代表取締役)

2020年東京オリンピック・パラリンピックを視野に、日本各地で外国人観光客向けのサービス・商品の開発、インフラの整備が進む。来日した外国人が2020年以降も再び日本を訪れたいと思うには、日本ならではの魅力を知ってもらうことが重要だ。そのカギのひとつが「日本文化」である。

「日本の伝統や文化を理解し、和の心を身につけることが、世界で活躍する前提となる」。そう話すのは、ジャパントラディショナルカルチャーラボ代表取締役の神森真理子氏。幼少期と大学生時代を海外で過ごした経験から、世界の人々に、日本や日本人を理解して興味を持ってもらうには「文化を語れること」が必要であると感じた。

神森氏は、様々な業界とのコラボレーションを企画し、日本文化の裾野を広げている。既存の日本文化関連の事業に加え、これまで日本文化と距離があった若者やビジネスマン、海外の人を中心対象とする事業を展開。日本文化・芸術関連の企画やコンサルティング、和のウエディングに関する事業、日本文化を学べるweb スクール「nippon labo(ニッポン ラボ)」の運営を行う。

「グローバル化が進み、ビジネスの教養として日本文化を知る必要性が高まっています。ここ数年では、世界で活躍する外資系ビジネスマン向けのレクチャーも増えています。海外から観光客を日本に呼び込むだけでなく、海外で日本人のアイデンティティを確立するためにも、日本文化の知識が大きな力を発揮します」

人生に決定的な影響を与えたベルギーでの小学校生活

神森氏が日本文化に興味をもったきっかけは、幼少期の環境にある。小学校1年生の時、父親の仕事の関係でベルギーに移り住み、現地の小学校に通った。様々な国籍・人種の生徒がいたが、日本人は一人きりで言葉も通じず、阻害され、いじめられた。

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