2015年3月号

サイバーセキュリティ対策

姫路市 世界で認められた保護性能

藪上憲二(姫路市 総務局総務部情報政策課 情報化推進担当)

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セキュリティ対策の見直しと強化は、企業をはじめ地方公共団体にとっても必要不可欠の課題。姫路市では、セキュリティ対策の見直しの一環として、世界最高レベルの保護力に定評のある、セキュリティ・ソフトウェア「Kaspersky Endpoint Security for Business」を導入した。

2007年に立てられた防災センター。姫路市では、免震機能を備えた防災センターに一部の情報システムを移行した

世界最高レベルの保護力を実現し、サーバー・モバイルを含むすべてのエンドポイント(主にクライアントPCなど)を保護するカスペルスキーのセキュリティ・ソフトウェア「Kaspersky Endpoint Security for Business」を姫路市が導入したのは、2014年12月。ちょうど年明けにサーバーの更新時期を迎えるタイミングでもあったこの時期に、他のシステムと併せてセキュリティ・システムの改善・強化へと踏み切った。総務局総務部情報政策課・藪上憲二氏は、次のように語る。

藪上憲二 姫路市 総務局総務部情報政策課 情報化推進担当

「情報通信技術(ICT)の急激な発展と普及に対応すべく、姫路市でも情報化計画を策定し、情報化施策の総合的な推進に伴い、セキュリティの確保についても万全の体制を整えています。昨今深刻な社会問題としても取り上げられている『標的型サイバー攻撃』にも備えながら、市民の皆さまに安心して暮らしに必要な情報やサービスをお届けできるよう、今回、サーバーのリース期間更新のタイミングに合わせてセキュリティ・システムの大幅な見直しを行いました」

カスペルスキーのセキュリティ・ソフトウェアに移行した理由として、藪上氏は「高い安全性」、「利便性」、「経済性」の3つを挙げる。

「世界でも認められた保護性能の高さは、何より大きな信頼であり、魅力だと感じました。やはり、セキュリティ・ソフト開発一本に特化して世界を相手にビジネスを展開し、その名を着実に広められているだけのことはありますね」

クライアント(パソコン)へのセキュリティパッチ適用の有無

ほとんどの組織で、各社員・各職員が使用するPCのセキュリティ状況を把握できていないのが実態。また、「常に適用し、適用状況も把握している」(36.0%)と回答した組織でも、それが本当に実践されているかをチェックする仕組みを持たないと、漏れが発生してしまう。

(N=1,881)
出典:情報処理推進機構(IPA) 「2013年度 情報セキュリティ事象被害状況調査」

利便性・コスト性能も申し分なし

カスペルスキーのセキュリティは既知の脅威だけでなく、未知の脅威にも対応する優れた検知力を強みとしており、ウィルスへの感染防止対策として最新の脆弱性攻撃をもしっかりブロックする脆弱性攻撃ブロックや、未知の脅威に対する振る舞い検知機能など、さまざまな側面から大切な情報資産の保護が可能。

この多層防御性能に、姫路市の情報政策を進める藪上氏も大きな期待を寄せており、「サイバー攻撃からシステム環境や大切な情報を守るためには、正直、これをやっていれば100%大丈夫ということはありません。だからこそ、あらゆる脅威に備えるカスペルスキーのセキュリティ・ソフトのきめ細やかで高い保護機能性に信頼感を覚えました」。

他にも、国際的で専門的な知識を有するエキスパート集団がサポートに当たるという点や、移行がスムーズに進められるのはもちろんのこと、動きもこれまで以上に軽快になり通常業務にも何ら支障はなくストレスを感じることもないという利便性の高さ、コストパフォーマンス面に至るまで、総合評価は上々。また、シンプルな一元管理が可能となった点についても、藪上氏は高く評価している。

「セキュリティ・ソフトを『Kaspersky Endpoint Security for Business』へと移行して1ヵ月ほどですが、この高い保護性能を活用して、脆弱性のあるソフトの洗い出しや見直し、強化対策を積極的に行っていきたいと考えています」

コンピュータウイルスの侵入経路

出典:情報処理推進機構(IPA)「2013年度 情報セキュリティ事象被害状況調査」

情報セキュリティへの意識を強化

どんなに優秀なセキュリティ・ソフトも、結局は使いこなすのは“人”。姫路市ではその点にも配慮し、セキュリティ対策に関する職員の知識を深め、意識を高める工夫にも余念がない。藪上氏は、こうも語っている。

「情報セキュリティに関する最新の情報を常日頃からしっかりとキャッチし、専門的な知識を深め、サイバー攻撃から自分たちを取り巻くIT環境をしっかりと守り、被害を未然に防ぐ、あるいは最小限にとどめるのだという高い意識を持つことが必要です。そのために、各部門の情報セキュリティの責任者を対象に毎年研修を行い、Eラーニングを受講してもらったりといった取り組みも積極的に行っています」

さらに、姫路市役所に隣接する「防災センター」は2007年に免震棟としての機能を備え建てられたビルでもあるが、この一画にも市の情報システムの一部を移行し共有化することで、震災発生時にも肝心の情報機能が完全に停滞してしまわないようなサポート体制も整えた。

「この防災センターは24時間有人の監視システムが敷かれていますので、あらゆる側面から大切な情報をしっかりと守り抜くことができます」

繰り返しになるが、情報セキュリティ対策に100%はない。だからこそ、ソフト面とハード面両方の環境面の充実を図ることはもちろん、それらを使いこなす人材の育成まで、多方面から柔軟で時代に即した対策をとることが必要ではないだろうか。

 

株式会社カスペルスキーへの

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