2015年3月号
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チェンジ・リーダー

「今年こそ」計画と実行の繰り返しから脱出する3つの解決策

松田智生(三菱総合研究所・主席研究員)

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第5回【PDPD症候群】

PDCAサイクルの検証(Check)と改善(Action)が不在で、計画(Plan)と実行(Do)が繰り返され、事業構想が実現せずに職場が疲弊する現象。(1)一旦止める勇気 (2)ゴールを示す(3)外圧・傍流・亜流の活用が解決の鍵。

PDPD症候群とは

PDCA(Plan計画-Do実行-Check検証-Action改善)は、事業構想を実現するマネジメントサイクルとして有効な手段であるが、Check(検証)とAction(改善)が不在で、Plan(計画)とDo(実行)が繰り返され、結局事業化に至らずに職場が疲弊するのがPDPD症候群である。

例えば、新規事業が失敗の連続になる、一度失敗した新規事業に似た計画が性懲りもなく再び繰り返される、あるいは成果の出なかった全社改善運動が社長が代わった途端に前の反省もなしに再び繰り返される。こうしたPDPD症候群は枚挙に暇がない。

年が明けてこの時期になると、昨年に取り組んだことがPDPDになっている読者も多いのではないだろうか。PDPD症候群以外にも以下のような現象がある。

PPPP症候群

計画ばかり作るのが好きで、ああでもないこうでもないと作り続け、実行が伴わない。

DDDD症候群

「考える暇があればとにかく動け」の体育会気質で、計画・検証・改善なしの無謀で不毛な行動が続く。

CCCC症候群

重箱の隅を突くような検証ばかり繰り返し、改善もされず新たな計画や実行もない。

CACA症候群

検証と改善は微修正にとどまり、思い切った改革(イノベーション)が起こらない。

PDCAが伴わない現象

 

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