ビジネス英会話4選 ~グローバル人材のための英語力~
今、多くの企業が求めるのは、ビジネスを成功させるための英語力だ。海外進出などの業容拡大が続く中、社員の英語力強化に注力する企業も増えてきた。臨機応変な対応が必要な現場で通用する“実践的な英語力”を備えるには、目的やスタイルに合ったスクール選びが重要だ。
企業のグローバル化が進み、英語力は特定の部署や人材だけに必要な能力ではなくなってきた。生産拠点での指導や海外取引先との打ち合わせなど、幅広い領域で英語を使う機会が増えているためだ。
ジェトロの2013年度の調査によれば、今後の輸出方針について「さらに拡大を図る」企業は全体の77.2%(昨年比7.1%増)。海外進出についても、64.9%の企業が拡大を志向している。輸出拡大の理由を2012年と2013年を比較すると、「海外需要の増加」が67.2%→78.7%に増加する一方で、「国内需要の減少」は59.8%→52.7%に減少している。
昨年から続く米国の景気回復基調や円安による企業収益の拡大、少子高齢化による国内市場の収縮などを受けて、今後も企業の海外展開に対する意欲は高水準を維持するものと考えられる。さらに、法人税減税や規制緩和が実施されれば、国内のビジネスチャンスが拡大するとともに、海外企業の市場参入の促進といった効果も期待できるだろう。
こうしたグローバル化を背景に、日本企業の間で社員の英語教育を重視する傾向が強まってきた。TOEICを社内受験できたり、英会話学校と法人契約を結んだり、英会話学校や通信教育の受講料を一部負担するなどの後押しもあり、ビジネスパーソンにとって英語を学習しやすい環境が徐々に整いつつある。
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